やわ男とカタ子 #01 「あたしはあたし」

ドラマ

三浦翔平が演じる小柳がオネエ口調で話したり、所作が美しかったり、圧倒的美!!

それを拝むドラマが始まりました。

毎週月曜夜11時6分からテレビ東京系列にて放送開始。

あらすじ

恋愛経験ゼロの「喪女」を自称し、女性としての自信が持てない片桐藤子(松井玲奈)が合コンで出会ったのは、理想的なハイスペック男子の小柳睦夫(三浦翔平)。しかし、実は小柳は毒舌で世話焼きのオネエだった!こじらせ喪女の藤子をモテ女に変身させるべく、小柳プロデュース計画が始動する。厳しくも愛がある小柳の指導に、藤子の心情が徐々に変わっていく。

やわ男とカタ子 | TVer

藤子を変えるために美容院、服屋さん、バーを巡るうちにいつも隣にいた友達、久美になりたかったと本音が溢れ、久美と喧嘩してしまう。

バーでナンパしてきた男が小柳を侮辱した時に藤子はキレる。
その帰り道「あたしとキスしてみる?」と小柳が言うも、藤子は眠ってしまう。

喪女の集いに参加した藤子は、そこで「喪女ではなく性格ブスなんだ!」と気がつき、参加者と決裂。久美と仲直りする。

一方スナックでママと話している小柳は実はゲイではなくバイだとわかる。

三浦翔平演じるオネエ

合コンの途中といい、2人きりになってバッキバキのオネエをカミングアウトするまでの間、さりげなーーーいところの指遣いや振る舞いが!繊細なの!もう!美しい!

自分の指同士をすりすりしたり、唇をすっと拭ったり、首元に頬杖ついたり。
優しい指先が作り出す女性らしさが爆発してました。

これは本当に見てほしい。

「喪女」という言葉の呪い

藤子は参加した喪女の会の横で偶然にも久美がキラキラ女子たちと食事をしているのを見つける。

比べたり牽制したり去勢を張ったり。変わらないんだ喪女もキラキラ女子も。

「そろそろ結婚しなよ」とか「喪女は喪女らしくいないといけない」とか。

「共感してもらっているはずなのに、全部諦めろって言われている気がする。
私たちがモテないのって性格ブスだからです!
喪女って言葉で過剰に自己防衛して、周りの人を傷つけてしまうくらい喪女って言葉に頼って、守られて、憎んで!そんなのまるで呪いの言葉みたい!」

喪女として生きることを選んできた参加者に、藤子が自分を投影しながら怒る。

自己防衛の何が悪いの。
誰かを傷つけたくはないけど、私だってもう傷つきたくない。あなたの一言で、今までの自分を否定することはできないよ。

参加者の一人が藤子に反論した言葉に、うなる。

何かにカテゴライズされないと不安。だけど、自分らしくありたい。その葛藤を見た。

喪女とかキラキラ女子とかオネエとか、カテゴライズするためだけの言葉だけど、それに分類されているうちは自分が何者であるかを感じなくていい。

だけど、その中でも一人一人は違う人間。

喪女という言葉に頼らず生きようとする藤子、がんばれー!

応援してくれる小柳の芯の強さの理由が今後わかったら嬉しいなあ。

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