友達ともっと仲良くなりたい

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あなたにとって友達とはどんな人?

高校生の時にそんな質問をされた。私は「私と仲良くしてくれる人」と答えた。

実にあいまいだけど、その時も今も友達の基準は変わっていない気がする。

友達とは

友達には明確な定義はない。

互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友ほうゆう。友。

友達(トモダチ)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)

上記抜粋にも、性別や年齢を問わないような書き方がしてある。

友達の形は人それぞれであり、それは『対等』の意味するところが人それぞれだからだと思う。

そんな中で、高校の時の私のクラスメイトはこう答えた。

自分を叱ってくれる人

それを聞いた当時は分かったようでわからずにいた。

今ではわかる。よくわかる。

今の自分の周りには優しい人がたくさんいる。

でも、みんな優しいだけじゃない。

間違ったことをしているときには間違っていると言い、意見が違う時は違うとぶつけ合うこともする。

ものごとには楽しいことだけじゃなく厳しいことや険しいこともあるという多面性を教えてくれる。

こうして友達としての仲を深めてきた。

当時の私にはわからなかった感覚だったけれど、身を持って体験することで少しわかった。

もっと友達と仲良くなるために

私は「わからない」「知らない」「待って」を言うことが苦手です。

わかったふり、知ってるふり、ついていってるふり、をしてしまいます。

正確に言うと、わかったつもり、知ってる気がする、ついて行けているはず、って感じなんですけど

友達からすると「その状態で会話が進んでいくことの方が嫌だから言ってほしい」と言われます。

友達の立場に立つと

自分が好きな食べ物のことを話しているときに、熱を込めてしゃべるとします。

「オムライスがめちゃくちゃ好きなんだよ!!!」

「へえーうんうん!」

「オムライスのライスって、ケチャップで味をつけてるじゃん?それが美味しいよね!」

「うんうん」

「どんなオムライスが好き?」

「…うーん、どんなオムライス…?」

「…あれ、オムライスのことあんまり知らない?」

「ご飯の上に焼いた卵が乗ってることは知ってる」

「…そうなんだ」

みたいな感じ。

うなずきながら聞かれていると共感してくれているように感じるけれど、実際はオムライスのことをあまりよく知らないということがわかると少し残念な気持ちになるものです。

知らないことは聞いて、もっと仲良し

こういう時に「オムライスって何?どんなオムライスが好きなの?」とすかさず聞けると、

自分の好きなものについて知ろうとしてくれていることが伝わってきて嬉しいもの。

「オムライスのこと教えて?」

「えーなにそれもっと知りたい」

「なになに?」

聞くときのボキャブラリーをもっと増やしたいのですが、今の私にはこれくらいしか思いつかないです。

特に私は、相手の言葉を要約して反芻する癖があるので、あまり反芻しすぎると質問にならないんだよなあと日々反省しているところ。

例えば「オムライスってご飯と焼いた卵の料理のこと?」と聞くと、はいかいいえの2択になってしまいます。

この場合に「オムライスって何?」と聞いた方が相手の人がいろいろと教えてくれますよね。というか、相手の人がオムライス好きって話してくれているのだから、どんなところが好きなのか直接教えてもらった方が、絶対情報量多いですよね。

自分が体験していないことも相手が語ってくれることで、深く知れることもある。その時の質問は長すぎないほうが、答えの範囲を狭くしなくて済む。そんな学びの最中です。

なんにせよ、知らないことを教えてくれる、時には叱ってくれる友達のことをこれからも私は大事にします。

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