ぼっち・ざ・ろっく！全話。

主観まみれ、偏りありまくりの感想。

極度の人見知りで陰キャな少女、後藤ひとり。バンド活動に憧れギターを始めるも友達が出来ず一人で練習する毎日。ある日“結束バンド”というバンドでドラムをやっている伊地知虹夏に声をかけられ１日だけサポートギターをすることに……
TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく！」公式サイト (bocchi.rocks)

キャラクター

・ギター　後藤ひとり（cv青山吉能）

　極度の人見知りで、信じられないほどのネガティブ妄想力。しかし夢はビッグになること。

・ドラム　伊地知虹夏（cv鈴代紗弓）

　世話焼きで、バンドが好き。メンバーの間を絶妙に取り持つ凄腕コミュニケーター。

・ベース　山田リョウ（cv水野朔）

　基本無口で無一文。借りた金を踏み倒しがち。時々鋭いことを言うお姉さん。

・ギターボーカル　喜多郁代（cv長谷川育美）

　ひとりと同じ学校に通う、キラキラ陽キャラ。リョウのことが好きすぎて変態級。

・1話　あだ名「ぼっち」を獲得し、段ボールをかぶってバンドデビュー

・2話　ぼっち、自分以外の周りの人間を意識する

・3話　圧倒的陽キャラを目の前にアイデンティティ崩壊の危機

・4話　売れる歌詞じゃなくて、らしい歌詞。悩みすぎて承認欲求モンスター出現。

・5話　成長をみてもらいたい…超応援してくれている人たちがいる。

・6話　酔っ払いベーシストとストリートでファン獲得

・7話　妹のコミュ力高すぎ、ぼっちのセンス低すぎ

・8話　台風vs結束バンド、激情的なソロで台風よりも激しく

・9話　喜多プランの夏休み

・10話　捨てた文化祭エントリーシートが提出され、作画がピカソに

・11話　リョウ様が光る執事服。メイド服尊し。ぼっちは輩を撃退する

・12話　文化祭ライブ、ひとりじゃなく、メンバーと乗り切ったピンチ。乗り切れなかったダイブ。

『お客さんは2000円も払って観にきているんだよね。少しずつでも変わる努力をして、一緒に楽しくしたい。』

『ぼっちちゃんのおかげで、きっと今日のライブがもっと楽しい思い出になったよ～！ぼっちちゃんも一歩前進だね！』

『ステージにいる間は、演者はヒーロー！やっぱりバンドって…最高にかっこいい！！』

『いよいよ、文化祭ライブ。学校の人のまでの初めてのライブ。喜多さんみたいに絶対とか言えないけど、楽しんでもらいたい』

『私は人を惹きつけられるような演奏はできない。けど、みんなと合わせるのは得意みたいだから。…これからももっとギターがんばるから教えてね、後藤さ…ひとりちゃん！』

『わたし、ひとりちゃんを支えていけるようになるね』

ひとりは、虹夏、リョウ、喜多ちゃんとかかわる中で視界が広がっていく。

自分のできることにちょっとずつ気づいていく。

人と人との間に入って調和させることが上手な虹夏。

どこまでも自分らしさを貫きながら孤高なリョウ。

自然と人が周りに集まってくるパワーを持つ喜多ちゃん。

ぼっちがもってないものを3人は持っていて、3人がもっていないものをぼっちは持ってる。

きっと、どんな人間関係もそう。

ぼっちは極端だけど、ネガティブ思考のループに陥ることもあるし、周りの人を信じられなくなることもある。

でも、練習は裏切らないし、ギター演奏が大好きな気持ちに誰かが応えてくれる。

なんか、こういうしっかりした信念のもとに、派手でクールでパンクなロックが成り立ってるからこそ、ロックってかっこいいのかもしれない。

みんなを惹きつけるぼっちは、もうひとりぼっちじゃないね。最高の演奏をありがとう！